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  1. 予実管理

基幹システムのマスタデータを同期 (Dropbox)

800-10 | 外部入出力


入力データの構成

顧客情報CSV

  • 顧客情報が記載されているCSVファイル
  • 基幹システムなどから出力したデータが登録されている

上記ファイルをDropboxで管理している

ワンポイント
この記事ではDropboxを例に解説していますが、他にも「Box」 「OneDrive」 「Google Drive」 でも同様の処理を行うことができます。

出力アプリのフィールド構成

顧客アプリ

  • 顧客情報を管理するアプリ
  • Dropbox内で管理している顧客情報ファイルのデータを取り込むアプリ

1.入力アプリを設定

Dropboxに保管している顧客情報Excelを入力データに設定する

外部ファイル入出力コマンドの基本を資料で確認する

  1. ファイル入力 – Dropbox コマンドを追加する


  2. 外部サービスのアカウント情報を登録するアプリを選択する
    ※「新しい外部サービス情報アプリを作成する」を選択すると管理用のアプリを新規作成できます


  3. Dropboxのアカウント情報の登録とサインインを行う
    Dropboxのアカウント情報を入力し、krewDataからサインインします。


  4. 読み込み対象ファイルを設定する
    ファイルの種類:CSV
    フォルダ:該当ファイルが保管してあるフォルダを選択
    ファイル名:「顧客情報」を選択
    読み込みシート:すべて


  5. 使用するフィールドを選択する
    ・入力ファイル名 ・シート名 ・連番 ・顧客コード ・会社名 ・部署名 ・姓 ・名
    ・性別 ・郵便番号 ・都道府県 ・住所1 ・住所2 ・TEL ・FAX

2.データチェックを行う

Excelから読み込んだデータに不備がないかチェックを行います。ここでは、顧客アプリで必須にしている「姓」「名」に空欄がないかチェックします。

  1. データチェックコマンドを配置する
  2. チェックエラーを検出した場合の動作に次のように設定する
    データ編集フローの実行を継続する 
    エラー検出時の動作:エラー検出後もレコードのチェックを行う
  3. チェックエラーになったレコード情報を出力するアプリ
    新しいデータチェックエラーアプリを新規作成する
  4. チェック内容を次の通り設定する
    チェックの種類:値の妥当性チェック
    対象フィールド::姓、名
    チェック項目と条件:必須項目チェック
プレビュー
エラーレコードのプレビュー

3.出力アプリの設定を行う

  1. 出力アプリコマンドを追加し、「顧客管理」アプリを出力アプリとして設定する
  2. 出力方式に「更新」を選択する
  3. データ編集フローのフィールドで、アプリのフィールドと対になる編集フローのフィールドを選択する
  4. 更新キーで次を有効にする
    ・顧客コード
出力結果

Dropboxに保管しているExcelファイルのデータを取り込むことができました。

データチェックアプリには、エラーレコードの情報が出力されました。

演習をお客様のkintone環境で試す

krewDataのはじめ方
実際の動作を確認できるテンプレートを公開しています。
こちらの記事でご紹介した内容をご自身の環境で試したい方はダウンロードしてご利用ください。