入荷品目を在庫に反映する

630-10 | 在庫管理


この記事では、入荷管理アプリに追加された入荷数を在庫管理アプリに反映するためのフローについて解説します。 

入力アプリのフィールド構成

入荷管理アプリ
  • 入荷時に入荷数をはじめとする情報を登録する
  • プロセス管理が設定してあり、ステータスが「入庫済み」に変更されると在庫管理アプリにレコード追加される
入荷管理アプリ
在庫管理アプリ
  • 在庫を管理するアプリ
  • 入庫済みのレコードはこのアプリにレコード追加される
在庫管理アプリの構成

1.入力アプリを設定

入荷管理アプリ

  1. 入力アプリコマンドを追加し、アプリの選択で「入荷管理」アプリを選択する
  2. フィルタ条件に次のように設定する
    ・レコード番号 =(等しい) %レコード番号%
  3. フィールドの選択で「ステータス」「品目名」「入荷日」「入荷数」「不良品」「入庫日」「入庫数」を選択する

在庫管理アプリ

  1. 入力アプリコマンドを追加し、アプリの選択で「在庫管理」アプリを選択する
  2. フィルタ条件に次のように設定する
    ・品目名 =(等しい) %品目名%
  3. フィールドの選択で「入出荷日」「品目名」「入庫数」「引当数」「出荷数」「有効在庫数」「実在庫数」を選択する

在庫管理アプリから入出荷日が最新のレコードを抽出する

在庫管理アプリに登録されている最新レコードの在庫情報を元に計算を行いたいため、最新のレコードを抽出しておきます。

  1. 重複の削除コマンドを追加する
  2. 次のように設定する
    ・重複を検査するフィールド:品目名
    ・ソート:入出荷日 降順

2.入荷レコードと最新の在庫レコードを結合する

  1. アプリ結合コマンドを追加する
  2. 次のように設定する
    「1-1 入荷管理」と「入出荷日が最新のレコードを抽出」を選択して左外部結合を選択する
    元になるアプリの条件フィールドとして「品目名」を設定する
    結合するアプリの条件フィールドとして「品目名」を設定する

3.入庫レコード用にフィールドの調整をする

入庫済みのレコードに絞り込む

本設定では、レコードのステータスが「入庫済み」の場合にのみ在庫管理アプリにレコード追加したいため、フィルタで絞り込みを行います。

  1. フィルタコマンドを追加する
  2. フィルタ方法に数式を選択し、次の数式を設定する
    数式:%ステータス%=”入庫済み”

入荷管理アプリの入庫日を在庫管理アプリの入出荷日にコピーする

  1. データ編集コマンドを追加し、以下のように設定する
  2. 結果を保存するフィールド:既存フィールドのデータを置換 入出荷日
    編集方法:値を設定
    編集内容:「%入庫日%」と入力する

入荷管理アプリの入庫数を在庫管理アプリの入庫数にコピーする

  1. データ編集コマンドを追加し、以下のように設定する
  2. 結果を保存するフィールド:既存フィールドのデータを置換 入庫数_1
    編集方法:値を設定
    編集内容:「%入庫数%」と入力する

在庫管理アプリから結合した引当数フィールドの値をクリアする

  1. データ編集コマンドを追加し、以下のように設定する
  2. 結果を保存するフィールド:既存フィールドのデータを置換 引当数
    編集方法:空白を設定
    編集内容:空白のままの状態にする

在庫管理アプリから結合した出荷数フィールドの値をクリアする

  1. データ編集コマンドを追加し、以下のように設定する
  2. 結果を保存するフィールド:既存フィールドのデータを置換 出荷数
    編集方法:空白を設定
    編集内容:空白のままの状態にする

フィールド名を調整する

  1. データ選択コマンドを追加し、以下のように設定する
  2. 使用するフィールド:新しいフィールド
    入出荷日:空白のまま
    品目名:空白のまま
    入庫数_1:入庫数
    引当数:空白のまま
    出荷数:空白のまま
    有効在庫数:空白のまま
    実在庫数:空白のまま

有効在庫数を加算/入庫数から転記する

  1. データ編集コマンドを追加し、以下のように設定する
  2. 結果を保存するフィールド:既存フィールドのデータを置換 有効在庫数
    編集方法:数式
    編集内容:IF(ISBLANK(有効在庫数),入庫数,入庫数+有効在庫数)

実在庫数を加算/入庫数から転記する

  1. データ編集コマンドを追加し、以下のように設定する
  2. 結果を保存するフィールド:既存フィールドのデータを置換 実在庫数
    編集方法:数式
    編集内容:IF(ISBLANK(実在庫数),入庫数,入庫数+実在庫数)

4.出力先を設定する

  1. 出力アプリコマンドを追加し、出力先のアプリに「在庫管理アプリ」を選択する
  2. 出力方式に「追加」を選択する
  3. データ編集フローのフィールドで、アプリのフィールドと対になる編集フローのフィールドを選択する
    ※出力方式を「追加」にしたため更新キーは必要ありません

出力結果を確認する

実行前

入荷管理アプリで、このレコードを「入荷済み」に変更して実行結果を確認します。

実行後

在庫管理アプリに品目Aのレコードが追加されていることと、有効在庫数・実在庫数が入庫数に応じて変化していることが確認できます。