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  1. 予実管理

仕入先ごとに管理した発注情報を検収管理する

540-10 | 購買管理


このフローは、krewData厳選シナリオ集に掲載されている「仕入先ごとに管理した発注情報を検収管理する」の具体的なフローの作成方法です。

ゲストスペースで仕入先とやり取りしているアプリから社内の検収アプリにデータをコピーします。それにより、社内での一元管理が可能になります。
ゲストスペースのデータをコピーする

入力アプリのフィールド構成

発注管理アプリ[重鉄三橋用]

  • 発注先ごとに専用にゲストスペースを作成して発注業務を行うアプリ
  • ここでは重鉄三橋という発注先とやり取りをしている

入力アプリ1

発注管理アプリ[高知食原用]

  • 発注先ごとに専用にゲストスペースを作成して発注業務を行うアプリ
  • ここでは高知食原という発注先とやり取りをしている

入力アプリ2

発注管理アプリ[モータウン用]

  • 発注先ごとに専用にゲストスペースを作成して発注業務を行うアプリ
  • ここではモータウンという発注先とやり取りをしている

入力アプリ3

出力アプリのフィールド構成

検収アプリ

  • 発注先ごとのゲストスペースからステータスが[発送済み]のレコードのみこのアプリにコピーする
    ※異なるゲストスペースに検収したいレコードが分散していても、この場所で一元管理できる

検収管理アプリ

アプリテンプレートでは、入力アプリ・出力アプリともに同じスペース内に作成されますが、本シナリオのようにそれぞれが異なるスペースにある場合にも同様に動作します。

1.入力アプリを設定

発注管理アプリ[重鉄三橋用]を入力アプリコマンドに設定
  1. 入力アプリコマンドを追加し、アプリの選択で「発注管理[重鉄三橋]」アプリを選択する
  2. フィルタで次のように設定する
    ステータス 次のいずれかを含む 発送済み
  3. フィールドの選択で次のように選択する
    ・発注番号 ・ステータス ・受注日 ・仕入先 ・品目 ・個数 ・発送日

入力アプリの設定

発注管理アプリ[高知食原用]を入力アプリコマンドに設定
  1. 入力アプリコマンドを追加し、アプリの選択で「発注管理[高知食原]」アプリを選択する
  2. フィルタで次のように設定する
    ステータス 次のいずれかを含む 発送済み
  3. フィールドの選択で次のように選択する
    ・発注番号 ・ステータス ・受注日 ・仕入先 ・品目 ・個数 ・発送日

入力アプリ2の設定

発注管理アプリ[モータウン用]を入力アプリコマンドに設定
  1. 入力アプリコマンドを追加し、アプリの選択で「発注管理[モータウン]」アプリを選択する
  2. フィルタで次のように設定する
    ステータス 次のいずれかを含む 発送済み
  3. フィールドの選択で次のように選択する
    ・発注番号 ・ステータス ・受注日 ・仕入先 ・品目 ・個数 ・発送日

入力アプリ3の設定

2.レコード結合する

  1. レコード結合コマンドを追加する
  2. 結合方法に「すべてのフィールドを含める」を設定する

レコード結合する

結合後のプレビューはこのようになります。

レコード結合後のデータ

3.出力アプリを設定する

  1. 出力アプリコマンドを追加し、「検収管理」アプリを出力アプリに設定する
  2. 出力方式に「更新」を選択し、「更新または追加」オプションを有効にする
  3. データ編集フローのフィールドで、アプリのフィールドと対になる編集フローのフィールドを選択する
  4. 更新キーで次を有効にする
    ・発注番号

出力アプリの設定

出力結果

異なるアプリで管理していたレコードを一元で管理できるようになりました。

検収管理アプリの設定

ステータスフィールドでレコードのステータスを変更し、受領以降の管理をすることができます。

サンプルファイルのダウンロードはこちら
https://download.krew.mescius.jp/study/krewdata-drill/pratical/dt540-10purchase-acceptance.zip

演習をお客様のkintone環境で試す

krewDataのはじめ方
実際の動作を確認できるテンプレートを公開しています。
こちらの記事でご紹介した内容をご自身の環境で試したい方はダウンロードしてご利用ください。